衣替えもすみ、秋の空気が感じられるようになりました。

風邪をひきやすい時期にもなってきますので、ご家庭でも積極的に手洗い・うがいをし、十分な栄養と睡眠がとれるよう気にかけてみてください。

さて、今日は“ものもらい”についてお話したいと思います。

ものもらい(麦粒腫・霰粒腫)は、まぶたにある脂や汗を出す腺に細菌が感染して起こる急性の炎症です。

麦粒腫はまぶたに軽い痛みやかゆみが起こります。ひどくなると赤みや痛みが強くなり、膿が出ることもあります。

霰粒腫はまぶたが腫れ、内側でコロコロとした感じが出ます。

ものもらいの原因は雑菌で、多くは黄色ブドウ球菌です。黄色ブドウ球菌はのどや鼻、皮膚、手の指、髪の毛、腸などにもいます。感染力は弱いですが、体の抵抗力が下がっているときに目をこするとものもらいができることがあります。

目を清潔に保つ意識を持ち、ものもらいを予防していきましょう。